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CASE STUDY「倫理憲章」変更による新卒採用サイトの戦略見直しに向けた調査&改善提案

業種 / 金融・不動産金融
部門 / 広報部

ご相談内容/背景

倫理憲章変更によって採用戦略の変更が余儀なくされる
倫理憲章の変更により新卒の採用活動時期が後ろ倒しになりました。人事部は会社説明会やパンフレット等の準備で忙殺されており、オンラインのコミュニケーション戦略見直しまで手が回っていない状態です。単純に「Webの公開時期が後ろにずれる」というだけではないだろうとは思っていますが、具体的なアクションプランには落とし込めていない状況です。
競合他社の取り組みが気になる
倫理憲章との問題とも絡みますが、競合他社や同業者がどのようなコミュニケーション戦略で新卒採用サイトを活用しているかが気になります。自社が業界の中でどのくらいの位置にいるのか(平均なのか、それとも遅れているのか)を可視化することで、Webサイトへの予算や人員などのリソース配分を検討したいと思っています。
次年度に向けた判断材料がほしい
新卒採用サイトは毎年リニューアルを行っていますが、次年度に向けてどのようなテーマに取り組むべきか、判断材料を探しています。例えば昨今のトレンドであるモバイル対応もどこまで行うべきか悩ましい状況です。コーポレートサイトとは異なり、表現力やデザインでの目新しさがあると学生への訴求力も上がるだろうとは思いますが、最新のトレンドなどを把握したいと思っています。

コンサルティング内容

金融系企業10社をベンチマーク調査
モバイル対応や動画サイトの活用、表現方法のトレンドや競合各社におけるクライアント企業様の位置づけを把握するため、同業企業の中から調査対象をピックアップしてベンチマーク調査を実施しました。
公開情報から各社のコミュニケーション戦略を分析
自社採用サイト、リクナビなどの大手メディアサイト、FacebookやYouTube、UStreamの活用状況から、各社のコミュニケーション戦略を分析しました。倫理憲章の変更を踏まえて、オンラインとオフラインをそれぞれどういう位置づけで活用しようとしているのかを整理することでクライアント企業様が今後取り組むべきポイントを改善提案としてまとめました。

成果

倫理憲章変更の影響、他社との位置づけ、現状サイトのユーザビリティなど、複数の観点から課題や取り組むべきテーマが明確になりました。複数の評価軸をレーダーチャートで示した調査結果により、「総合順位はアベレージだけど、○○の分野では後れを取っている」といった要点が明らかになったため、今後の施策の優先順位なども立てやすくなりました。なによりも、他社のコミュニケーション戦略の違いがある程度見えたことは今後の検討材料として大きいポイントです。
期間・規模 1.5ヶ月
コンサルティングの流れ
PHASE01
調査対象選定
外部調査データとお客様からのヒアリングをもとに、金融業界の中から比較的評価の高い新卒採用サイトを調査対象として選定。
PHASE02
調査・分析
調査対象のWebサイトを評価・分析し、結果と改善提案を整理したうえで、報告会を実施。
項目・抜粋 コンサルティングレポート目次(一部)を抜粋
  • チャネル別の活用状況
  • ベンチマーク評価 スコアサマリ
  • ベンチマーク評価 スコア詳細
  • 各社のスコアについて
  • 各社の取り組みの特徴
  • 評価指標①コンテンツ要素
  • 評価指標②コンテンツの記述レベル
  • 評価指標③デザイン性
  • 評価指標④ユーザビリティ
  • 評価指標⑤チャネル連携
  • 評価指標⑥公開期間/更新頻度
  • 新卒採用における各チャネルの位置づけ
  • 御社と他社の取り組みの違い
  • 先進他社の取り組みの特徴
  • 採用シナリオの比較
  • 今後の展望
  • コミュニケーション戦略の改善提案
  • 改善提案の補足
※全80ページ

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