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Nexalコラム

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うまくできてるEC専用解析ツール(ドイツ製)

最近、新種の解析ツールがいろいろと出てきている。その中で、某SIerに紹介されたEC専用の解析ツールを特別に見せてもらった。
弊社では今までECサイトの効果測定も様々行っているが、各社に導入されている解析ツールだと、細かな部分のデータが欠落しているため(サマリになって詳細データをクロス集計できない)、いつもシステムログデータから解析していた。
特にECの場合は、ssl内、動的ページの動線分析が、パラメータ(GET引数)の確認作業だけで、かなりの労力が必要となり、複雑な導線が存在するため、一苦労していた。
しかし、株式会社インターオフィスが提供すeconda ShopMonitor(エコンダショップモニター)というec専用の解析ツールはうまくできているので紹介したいと思う。 ドイツ製というのがまた初耳。コマースエンジンはカナダ製だそうだ。
1.ドイツ製のアクセス解析エンジンのASPサービス。(コマース用) 従来のデータを解析するツールではなく、目的(コンバージョン率アップ、集客アップなど)を解決のための分析指標がすぐ見える。 http://www.inter-office.co.jp/econda/
2.カナダ製のコマースエンジン。 http://www.inter-office.co.jp/avetticommerce/
細かなことはあまり書けないが、一番気に入った部分は、カート放棄率から機会損失金額が出力されること。
今まで、この数字はECエンジンにはデータが無く、解析データの動線結果から導くしかなかったが、これが一発で出力可能。ECサイトの運営事業者にとって、改善や改修にかける費用対効果は、機会損失金額が無くなることである。いくら解析データを回してみた所で、結局直すにも金がかかる、改善した所で、どの程度売上に貢献できるのかが重要となる。
さらに、購入プロセスのファネルが分かりやすい。一般的なファネルは通過したセッションのみしかレポート表示できないが、離脱、直帰も全て一緒に表示できるので、どこに課題があるのか一目瞭然。ecサイトを運営している事業者、SIPS系SIer、ホスティング業者などは、是非このツールを見て下さい。かなり玄人向けですが、かゆい所に手が届くツールになっています。




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