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Nexalコラム

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2021年1月国内58万社のMAツール実装調査を実施 ~上場企業のMAツール導入率は11.3%~

株式会社Nexal(本社:東京都港区高輪、代表取締役:上島千鶴)は、国内でマーケティングオートメーション(以下「MA」)ツールの導入がどの程度進んだのか調査結果を報告します。本調査は、ベンダー自己申告や一般向けのアンケート調査ではなく、調査時点でWebサイトに対象タグが実装されているか、国内58万社のWebサイトを全て調査・集計した分析結果になります。


調査概要



1. 調査時期    : 2021年1月 ※レポート内は2018年7月、2019年1月・7月、2020年1月・7月の経過を含む

2. 調査対象    : 国内576,946社のコーポレートサイト

3. 調査方法    : 独自プログラムを用いたWebサイトクローリングによるソースコード調査 ※タグマネージャー内部も含む

4. 調査対象ツール : 国内外主要17種類のツール

5. 企業属性    : 法人番号をベースにした独自DB環境による属性情報付与



【調査結果抜粋】 上場企業のMA導入率は11.3%


全調査対象58万社におけるMA導入数は6,866サイト、国内企業のMA導入率は1.2%という結果になりました。このうち上場企業だけで見ると、3,824社中431サイトが導入しており、上場企業のMA導入率は11.3%となります。1社で複数のMAツールを導入しているケースもあるため、単純積み上げ方式ではなく重複処理を行っています。




【調査結果抜粋】 上場企業におけるMA導入率は、1年間で2.4ポイント増加


上場企業におけるMA導入率は、1年前の2020年1月の8.9%と比較すると、2.4ポイント増加しています。上場企業の1割が導入していることになり、デジタルマーケティングの必須ツールとしてMAが各社に浸透してきていることを表しています。




【調査結果抜粋】 コロナ禍がMAの普及を後押しか


調査をはじめた2018年7月以降、半年ごとに平均10~15%程度の伸張率でMA導入企業数が増加していましたが、2020年7月の伸張率が急激に伸びています。これは新型コロナウイルス対策の特別措置法が制定され、最初の緊急事態宣言が発出されたタイミングと合致します。蔓延防止を目的として広く外出規制がなされた結果、営業が簡単に客先に出向くことができなくなっただけでなく、リモートワークにより、会社の電話番号でも容易にお客様とコンタクトできなくなりました。また、リード獲得の重要な手段であった展示会やイベントも自粛規制される中で、オンラインを活用したデジタルコミュニケーションに取り組まざるを得ない企業が増えた結果、MAの導入が急速に進んだのではないかと考えられます。








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