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Nexalコラム

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ネットとリアルビジネスの比重

ユニクロのネット通販がリアルの1店舗の売上を超えた。。 これは、皆さんも知っている情報(新聞掲載)だが、様々な通販企業、またはリアルに店舗を持っている企業でネット展開している企業は、だんだんとネットの売上が占める比重が増えてきている。
私が知っている企業でも、3%から15%まで伸びました、 10%から25%まで伸びましたなど、どの企業も売上が伸びている。 ここからが経営者にとってどう舵取りをすべきか、手腕が問われる所だ。
以前、世の中の動きは「分散と集中」の繰り返しというブログを書いたが、流行や技術革新、全て波があり反復する傾向がある。 ネットが出始めた頃、ネットにどう誘導するか皆必死にやっていたが、現在はレア的なリアル店舗が注目を浴びて、棲み分けができてきた。
人のライフサイクルもネットへの依存度が増えている。これからも、事前の情報収集や購入比較など、面倒な手続きは全てネットで済ませてしまう傾向にあると考える。
顧客にリアルの店舗へ足を運んでもらうには、相当な付加価値情報や希少価値、ブランド、習慣が無い限り、生き残るには厳しい。
十数年前か、BtoCモデルがネットで出始めて流通業界の大変革が起きた時代がある。卸問屋にあたる中間マージンで稼ぐ業者が、一斉に経営不振になった。 これからは、情報を仲介する業者や手続きを代行する業者が経営改革を迫られる時代になる。ビジネスモデルを転換する時期なのかもしれない。
先日読んだ新聞でも、旅行代理店企業がネットの売上比重に対してどう対処していくのか、という記事があった。代理店戦略は一定のレベルまでシェアを取るには良い手段だが、ある規模になった瞬間、代理店は邪魔になる。
パートナーとして企業の生き死にまで付き合うべきか、買収してしまい販売企業として取り込むべきか、これから旅行業界の動向に注目していきたいと思う。




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