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Nexalコラム

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この経済不況をどう乗り切るか

最近ユーザ先に行っても、暗い話を多く聞く。 ・社員一律給与カット ・固定費削減のための本社移転 ・来年度予算カット ・早期退職希望制度の開始 ・経費削減対策(深夜残業禁止、出張費削減、購入経費の見直し)
などなど。中小企業はまだ小回りが利くので、人材削減の最終手段の前に やるべきことは柔軟に対応できるが、大手企業になればなる程、雇用カット以外の 対策で削減できる経費には限界があり大きな決断を迫られる。
全くの私見だが、今年は大手企業ほど危ういと考えている。 なんであの会社が?と思うような企業が、倒産する可能性は高い。 売上の下方修正などのニュースから、現在どの企業も経営企画部門では数字との にらめっこが続いている。
世界の各都市に支社を展開している知り合い(外人)にメールで聞いてみた所、 やはりどの国でも、厳しい状況が続いているようだ。 このタイミングをチャンスと捉え、どう「チェンジ」できるのかがポイントになる。
抑えるものは抑えたとしても、「生き残り」をかけた予算をどこまで捻出できるか。 単に生き残るのではなく、全く新しい発想でビジネススタイルを変えていないと いけないだろう。不況な時こそ、新しいものにチャレンジすべきと考える。
逆に今までコツコツと新規事業で「trial and error」を続けてきた企業は強い。 また自社ビジネスの分析をしっかり行い、事業の成長性を見極めてきた企業も強い。 景気が良かった時期に、将来のリスクに備え研究をしていた企業も強い。
逆に、景気が良かった時に何もしてこなかった企業は、潰れる可能性が高いだろう。 イケイケで売れていた時代は当分来ない。 昨年末は製造業が大きく取り上げられていたが、今年は様々な業界が影響を受け 続けるだろう。
私のいる業界に関係するのは、広告代理店、ネット系広告代理、システム開発、 H/Wベンダは大打撃。逆に良いと思うのはインフラ系、モバイル系はまだ順調。 (個人的な感想です)
ユーザ先の業界でも、製造、不動産、ゼネコンは大打撃、アパレル、食品、 フード系、ライフライン系、通信系はまだ順調。(個人的な感想です)




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