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Nexalコラム

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プロダクトやツールの導入効果

現不況の中で企業内のITに関する投資は、受注状況を見ながら一旦凍結、または予算削減の方向に動いている。今年度は様子を見て、来年から再度検討開始という企業も多いのではないだろうか。
また、4-6月期のGDPが前期比年率+3.7%のプラス成長になったと各メディアで報道はされているが、現場の実感として受注が増えない限り全くその景気回復の気配は感じられない。
その中でプロダクトを入れたいと切望している現場担当者や、売りたいと思う販売企業、両方とも顧客の決裁や稟議の承認がされ辛く、予算が限られている中で何故その製品を入れないといけないのか、「具体的な導入効果を数字で求められる傾向」になってきている。最近、弊社のコンサル案件も上記のような問合せが増えてきた。。。 IT製品やツールを導入した場合の効果をどう測定すべきか、という相談毎。
今まで、この製品はいいですよ・こんな課題に解決できますよと提案してきた営業も、単に良いだけでは顧客が購入しなくなっている。
「課題を解決できる」製品と言えども、具体的な効果予測の「数字」の提示を求められ、どうやって算出すべきか悩んでいるというわけだ。
ツールや製品の買い取りは企業側に取って、固定資産になるため「コスト」と見なされてきた。導入することによって
1.無駄な業務が効率化される 2.決断するための情報が早く集められる 3.対応する余剰人員が削減できる 4.情報が一元化される 5.業務プロセスが最適化される 6.他社製品と比較でこんな点が良い
等々を売り文句に今まで販売してきたスタイルも、
1.無駄な業務が効率化されるとは、具体的にどの程度か 2.情報が早く集められるとは、どの程度早くなるのか 3.余剰人員は何名削減できるのか 4.情報が一元化されることによって、具体的な効果数字は何か 5.業務プロセスは、どの程度短縮できるのか 6.他社製品と比較した際に、どの程度効果に影響が出るのか
など、期待される数字を提示しないと、決裁や稟議は承認されない。 景気が良かった時こそ、本来提示しないといけない内容だが、不景気の現在、数字をシビアに見て判断している状況が伺える。
弊社はWebやネットに限らず効果測定などの「見える化」コンサルに特化しているため、どの数字を用いてどう判断すべきかのノウハウがいろいろある。
プロダクトの導入効果に関しては、以下の2つの視点から見ると分析しやすい。 1.時間軸 2.コスト軸
人員に関しては、上記2つの視点から人数を割り出すことが重要。 詳細に効果を出す際には、業務プロセスを全て洗い出しておきツールを導入することによってのプロセスをAsis Tobe形式で整理する。 その中から、時間とコストの短縮差分を計算し必要であれば人数に換算する。数万レベルのツールであれば、ここまで効果を分析しなくとも良いが、全社員に使わせるようなツールで、導入に数千万以上かかるような場合は、 本来、上記のように細かく導入前コンサルを行うべきであると考える。
Webに限らず業務プロセスPDSCAにおける予算は、PDA:SC=7:3の割合が一番最適な使い方である。
数字を細かく算出したい企業は、ご相談ください。⇒株式会社Nexal




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