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Nexalコラム

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テレビ通販が強い理由

ネットのECサイトが伸び悩む中で、テレビ通販は地道に売上を伸ばしている。 大きな違いは何か考えると、やはり映像力だろう。リアルタイム性も大きく関与している。
人事部門に所属していた際、心理学に近い内容を徹底的に教わったことがあるが、読む、聞く、書く、見る、人に教えるなどの行動と五感から、強く印象に残るのは何か、記憶に残るのは何かを、知識として、場合によっては実践で覚え、今では体に染み込んでいると言っても良い。これらの人の心理から、テレビ通販が強い理由を考えてみる。
テレビは、画面という2次元の世界ではあるが、人が説明し、商品に至るまでの裏話や苦労話、付加価値のポイントなど人が興味・関心を持ち、行動に至るまでのポイントが全て表現できる。在庫の見せ方などは、購買心理をくすぐる大きなターニングポイントである。
・ここでしか買えない ・特別に開発した商品 ・誰も持っていない ・あなただけ特別の ・付加価値のついた などの要素を散りばめている。
また、液晶テレビが普及し、大画面で映像も綺麗、実物より大きく画面に出ると、自分の眼で見るより、見せ方によっては綺麗に映る。
逆にWebサイトは、少しずつ映像コンテンツも増えてきてはいるが、まだ文字と写真が中心のメディアである。
・どこでも買える ・一般向けに開発した ・誰でも持っている ・普通の ・特に付加価値は無い というECサイトは、他社との価格競争に巻き込まれ、利益も出ず苦しむ結果となる。
価格競争に巻き込まれないようにECサイトとして生き残るには、他社には無い強みをどこに集中し伸ばしていくのかがキーとなる。
しかし今まで数百に近いECサイトを見てきて、特に強みが無い企業でも、これは成功だったと言えるマーケティングやコンテンツ施策は、 ・ネット内でのタイムセール ・映像コンテンツを利用した、設計・作成者の苦労話(裏話し) ・ここで買う付加価値 ・ちょっとした自分だけのカスタマイズ性 ・買った人限定の書き込み
である。細かくは書けないが、購買心理をWebサイトというメディア内でどのように表現するのか、マーケティングとして展開するのか、皆さんも心理学を学んでみましょう。 ※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。 ※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。




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