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Nexalコラム

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Web制作会社コンペ時の評価方法

現在、某プロジェクトにてWeb制作会社のコンペを実施している。
どこの制作会社と取引すべきか、クライアントから意見を求められている。
コンペを行う際、企業側=選定側として見ておくべきポイントを整理する。
1.コンセプト整理・情報設計力
構造などIA設計において、どこまで自社事業を理解できているか、
単純にうわべだけの事業を見て、適当に構造設計、製品分類を行っていないか。
コンペ前の質疑応答から、推測できる。
2.ユーザビリティ、アクセシビリティの理解力
単純に、ユーザビリティとは、アクセシビリティとは、の昨日今日覚えたような
知識だけで語っていないか。具体的な質問があるか無いかで、理解度を
判断し、具体的な施策プランで評価すること。
3.ターゲット整理
ユーザをペルソナで設定するなどは、手段の一つ。他社の真似事だけで
入口を分ける提案をしていないか。同業界の競合会社を真似せず、事業別の
顧客像ときちんと捉えているか判断する。
4.デザイン力
アイコン一つ、バナー一つにしても、ブランドイメージを崩さない作りになっているか。
Flashや動画が専門でも、Webデザインは専門でない会社も存在する。
デザインコンペを行う際には、全体と細部、両方評価すること。
5.技術力、コーディング力
意外と見落としがちな部分。過去、構築したという事例から、そのサイトのソースコードを
見ること。アドオンが無くても、どこまで見られるかチェックする。
単純に制作数や、制作した企業名だけで判断しないこと。
6.見積と体制
1~5までを評価した上で、単価の比較を行うこと。各社の単価の差額について納得
できるかどうか、総合的に判断すること。
更に、プロジェクト時の体制についても先に確認を行うこと。
最近は、聞いたことが無いような制作会社でも、評価が高い会社は存在するため、
単純に値段だけ、実績数だけで判断しないよう、正当に評価すべきである。




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