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Nexalコラム

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通販市場規模の拡大について

昨夜、日経スペシャル「ガイヤの夜明け」を見ていたら、”お届け”で心つかみます~通販
3兆円市場の差別化新戦略~というテーマで放送されていた。
現在、通販やeコマース市場・マーケットは確実に拡大していることは、様々な企業に出向
いても肌で感じる。特にカタログ通販からネットへ、またはモバイルコマースへ、人の
購買行動が変化しているためだ。
(株)富士経済の通販・e-コマースビジネス市場の調査結果からも今年の予測は3兆円を
超え、2008年見込みでは、5兆円規模になるという。
その内訳として、カタログ通販は横ばい、インターネット通販やモバイル通販がTVショッ
ピングの規模になるらしい。マーケット自体が拡大していることは、とても良いことだと思うが、
実際に、様々なカタログ通販企業のマーケティング現場は、試行錯誤しながら次の一手を
模索している。私はネット(モバイル含む)でのユーザの購買・行動解析/効果測定という
立場で、ユーザ企業のマーケティング担当者とお話しているが、同じような通販企業でも
コンセプトや、事業戦略によってインターネットへの重きが随分と変わる。
日経スペシャルで紹介された各企業の戦略としては、3つ読み取れた。
①多品種の商品を、コンセプトに合わせて開発し、いかに早く届けるか
②店頭に置いても売れない商品や希少価値の商品(レアもの)を他社より早く見つけるか
③商品をターゲットセグメント別のカタログに分類し、対象に合わせた企画と抱き合わせるか
→色は選べない、お届け日も選べない"福袋的"な企画もあった。
放送では無かった他の通販戦略として
④媒体社が、カタログをデジタル化し、いかにコマースへ繋げられるか
⑤メールとネットでタイムセールを行い、在庫をいかに無くせるか
などなど、戦略のレイヤーは変わるかもしれないが、売上が拡大している今だからこそ、
成功パターンの解析や分析はしておくべきだと考える。




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