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Nexalコラム

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RTmetricsのSaas版

パケットキャプチャ方式のアクセス解析ツール、RTmetricsのSaas版のデモを最近見せてもらった。
RTmetricsというとパケットキャプチャ方式で、導入が大変、または設定が大変と言われることが多かったが、実はタグ式と併用して利用できることは、あまり知られていない。キャプチャ用のSVを置くことができないホスティングを一部利用している場合は、タグを埋め込めばパケット方式の解析と一緒にできる。そのタグ版単体は、Saasとして提供されている。 PV数が少なければ、他社製品と比較しても結構安い。 クロス集計や広告効果測定、特に間接効果測定レポートも出るようになっている。
画面自体は、通常のRT+EV(エグゼクティブビュー)と比較してもマーケティング担当者にはとても分かりやすいと思う。
最近、RTが難しくて別の製品にしようか悩んでますという問合せも多く、操作性を重視するのか、解析要件を重視するのか、または他社製品との投資対効果で判断するのか微妙な選択を迫られることが増えた。
「PV課金のツールに入れ替えても、月間××万円かかるんですよ。上申しても 「アクセス解析はコストばかりで何も利益を生まないと言われてしまいます。」 と言う方が多く、それは使い方次第なのではないかとも思う。
どんな解析ツールでもただPV数を取るだけであれば、別にフリーツールでも良い。 ・何を改善したいのか ・どんな効果を測るべきか など、最終的なツールの利用目的が明確になっていれば、自ずとツールの費用対効果は出せると考える。
特に経営者が現状数字として、どこまで測定結果を重要視するかで、随分と企業におけるツールの考え方は変わる気もする。 某データマイニングに力を入れているECサイト運営企業では、分析組織が社内体制として確立している。分析結果重視で、PDCAサイクルをきちんと回しているのだ。
現状を把握できていなければ、闇雲にただ突き進んで奇跡的に成功していることと同じと思う。 ある一定の売上までは成長できるが、その次のステップに進むにはデータ野球と同じで、データが無いと、何もできないはず。経営者の意識次第ですかね・・




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