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Nexalコラム

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現実とネットの融合「拡張現実」AR技術の話

最近ユーザ先でも、IT企業でもよく耳に入ってくるようになったAR技術。ここ数ヶ月で騒がれ始めている。
ARとは、Augmented Reality=拡張現実と訳され、カメラを通じて現実世界を映すと画面上に文字やCGの情報を重ねて表示する技術のことを言う。 単に映像に文字を重ねる技術で一般的に認知されているのはニコニコ動画だろう。(ねこ鍋の映像は見た方も多いのではないか・・)
しかしAR技術では、映像からタグにて関連情報を表示させ、Webブラウザのように詳細情報をここから引き出せるという点や、CGを重ねて表示できることから様々なサービスの可能性を秘めていると言える。
実際にサービスを実現するには映像データや位置データ、詳細データを紐付け表示させたい情報をDB化しておき、リアルに配信するデータセンターが必要となる。 今後はこれらのサービスをASPやSaasで提供する企業が増えてくると予想される。 一般的に知られるようになったのは、ソフトバンクがiPhoneに搭載できるスカイカメラという新機能(アプリ)を発表したことがきっかけ。このアプリを開発したのはトンチドットという会社。 詳細は2月のITproのニュースを見てください
このアプリを搭載したiPhoneは、一般には夏くらいから販売されるとのこと。 あるファッションイベントやTV番組などでその全容が公開されたきっかけで、一気に注目を浴びている。
他にAR技術を使うと何ができるか。。。。 例えば紙やパンフレットをカメラを通じてみると、3Dの映像や情報を映し出すこともできる。 絵本などは3Dで表現したリアルの飛び出す絵本となり、GPS機能と連携することによって、カメラを通じて行き先を表示したりと、まさしく現実世界とネットをリンクさせたサービス展開が始まる。アイデアは無限に広がる。。。。
しかし、ただ面白い、、、からではなく、 ・ビジネスとしてどのように組み込めばユーザに受け入れられるのか ・ユーザ側がどのような情報を欲しがっているか理解した上で、AR技術をどう利用するのか、 を先に議論しない限り単純な話題性だけで終わってしまう。(話題性を作りたい企業であれば、是非 取り組んでみると良いだろう)




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