大規模サイトは、RTmetrics+AMセットでAPIをうまく使え
現在、某社にてタグ方式の解析ツールを使ってKPI整理を行っているが、企業組織が大きければ
大きいほど、WebサイトKPIを整理しても、マネジメント層と現場レベルで見るべき指標には
差異が出てくる。
事業ゴールから設定した、WebサイトKGIやKFS、KPIを見ておくべき、とコンサルティングで提供 しても、現場の部署に応じて見たい視点は少しずつ異なる。 また、現場では、見たい項目が多い。単純に解析ツールで用意されている標準レポートだけでは 全くもって不足する場合がある。
月間4000万PV以上、ましてや億を超える大規模サイト、 部署やグループ企業が多く存在し、見ておくべき視点や指標が異なるサイト。
このような企業は、タグベースの製品を利用するより、RTmetrics+AMをセットで入れておき、 細かい部分はAPIを利用して、出力する方がよっぽどPV課金の製品より安価に、運用も楽に 行える。(RTmetricsは、オーリック・システムズ社の製品です)
定点観測だけでなく、アドホックな要求、過去にさかのぼった効果測定など、 現場の様々な要望に対して、いかに対処すべきか。ツールの仕様に左右されていては、 マーケティングスピードにはついていけない。
画面が綺麗、現場でもすぐ見たい、という理由だけでツールを選んではいけない。 結局は、見ておきたい指標だけダッシュボードとしてメールで飛んでくるのを見るだけで、 利用されない、仮説が読み取れないため改善にも繋げられない、最終的には無駄な投資となる。
その後の運用、体制、組織含めて、何を見ておくべきか、なぜその指標を見たいのか、 目的や目標は何か、他の基幹データとの紐付けはどうすべきか、解析データを売上に 繋げるためのマーケティング利用を先に固めない限り、使えないツールとなってしまう。
また、属性との紐付け、広告との紐付け、行動パターン分析、受注の基幹データとの紐付け、 これらを組み合わせて、ターゲティングメール、ターゲティングDM、を打ちたい場合、 BIツールも必要となる。
行動データとしては、RTmetrics、それ以外に受注データ、CRMデータなど基幹データを繋ぎ、 様々なマーケティングを最適化する。 全体像が見えない限り、部分的なツール導入は失敗に終わる可能性が高い。
以上、忠告でした。
※解析データを利用して、様々なマーケティングデータに利用したいが、どうすべきか 悩んでいる企業はこちらをご参照ください。 ・アクセス解析ツールプロフェッショナルサービス ・個別相談対応
事業ゴールから設定した、WebサイトKGIやKFS、KPIを見ておくべき、とコンサルティングで提供 しても、現場の部署に応じて見たい視点は少しずつ異なる。 また、現場では、見たい項目が多い。単純に解析ツールで用意されている標準レポートだけでは 全くもって不足する場合がある。
月間4000万PV以上、ましてや億を超える大規模サイト、 部署やグループ企業が多く存在し、見ておくべき視点や指標が異なるサイト。
このような企業は、タグベースの製品を利用するより、RTmetrics+AMをセットで入れておき、 細かい部分はAPIを利用して、出力する方がよっぽどPV課金の製品より安価に、運用も楽に 行える。(RTmetricsは、オーリック・システムズ社の製品です)
定点観測だけでなく、アドホックな要求、過去にさかのぼった効果測定など、 現場の様々な要望に対して、いかに対処すべきか。ツールの仕様に左右されていては、 マーケティングスピードにはついていけない。
画面が綺麗、現場でもすぐ見たい、という理由だけでツールを選んではいけない。 結局は、見ておきたい指標だけダッシュボードとしてメールで飛んでくるのを見るだけで、 利用されない、仮説が読み取れないため改善にも繋げられない、最終的には無駄な投資となる。
その後の運用、体制、組織含めて、何を見ておくべきか、なぜその指標を見たいのか、 目的や目標は何か、他の基幹データとの紐付けはどうすべきか、解析データを売上に 繋げるためのマーケティング利用を先に固めない限り、使えないツールとなってしまう。
また、属性との紐付け、広告との紐付け、行動パターン分析、受注の基幹データとの紐付け、 これらを組み合わせて、ターゲティングメール、ターゲティングDM、を打ちたい場合、 BIツールも必要となる。
行動データとしては、RTmetrics、それ以外に受注データ、CRMデータなど基幹データを繋ぎ、 様々なマーケティングを最適化する。 全体像が見えない限り、部分的なツール導入は失敗に終わる可能性が高い。
以上、忠告でした。
※解析データを利用して、様々なマーケティングデータに利用したいが、どうすべきか 悩んでいる企業はこちらをご参照ください。 ・アクセス解析ツールプロフェッショナルサービス ・個別相談対応
- ※当該コラムに関する詳細な説明を希望されるお客様は、お気軽にお問合せください。
- ※当該コラムの無断転用・転載等はご遠慮ください。
- ※当該コラムを引用される際は、出典元(Nexal,Inc.)を明記して頂きますよう、お願い致します。
関連するコラム
-
- ツール/技術動向
2023年5月国内63万社のMAツール実装調査を報告 ~コロナ前と比較して導入企業数は2倍~
- September 30, 2023
- by Nexal広報
-
- ツール/技術動向
2021年1月国内58万社のMAツール実装調査を実施 ~上場企業のMAツール導入率は11.3%~
- May 13, 2021
- by Nexal広報、上島千鶴
-
- ご報告/ご連絡
- ツール/技術動向
国内43万社のAI・IoT取組み実態調査
- October 11, 2018
- by 上島千鶴
-
- 執筆者
- カテゴリ
- ツール/技術動向
- ご報告/ご連絡
2017年上期 国内33.3万社のMAツール実装調査
- September 30, 2017
- by 上島千鶴、Nexal広報
-
- ご報告/ご連絡
- ツール/技術動向
MAツールとタグマネの実装調査 2016年1月
- April 12, 2016
- by ニコライ
-
- アクセス解析(技術系)
- ツール/技術動向
Web来訪者の行動を可視化する2つの方法
- January 19, 2016
- by アンリ
-
- ニコライ
- アクセス解析(技術系)
- ツール/技術動向
上場企業における『Google Analytics』の導入状況調査 2015年12月 78%の企業がGoogle Analyticsを導入済み
- December 25, 2015
- by ニコライ
-
- アクセス解析(技術系)
- ツール/技術動向
- ニコライ
上場企業における『Google Analytics』の導入状況調査 2013年8月 64%の企業がGoogle Analyticsを導入済み
- September 3, 2013
- by ニコライ
-
- ツール/技術動向
- 上島千鶴
- リードナーチャリング関連
リード・マネジメントとマーケティング・オートメーション【中級編】
- July 18, 2012
- by 上島千鶴
-
- ツール/技術動向
- 上島千鶴
- リードナーチャリング関連
キャンペーン管理とは複数接点管理
- June 12, 2012
- by 上島千鶴
-
- 上島千鶴
- ツール/技術動向
拡張現実(AR)プラットフォームAurasma(オーラズマ)
- May 5, 2012
- by 上島千鶴
-
- 上島千鶴
- 定義/サイトKPI/行動解析
- ツール/技術動向
スマートフォンにおけるユーザビリティやアクセス解析
- February 10, 2012
- by 上島千鶴
-
- 上島千鶴
- リードナーチャリング関連
- ツール/技術動向
国内リードマネジメント業界における動きや情報元
- January 22, 2012
- by 上島千鶴
-
- ツール/技術動向
- 訪問先/マーケ論
- 上島千鶴
- リードナーチャリング関連
Rtoasterのスコアリングエンジンを使ったナーチャリング
- November 29, 2011
- by 上島千鶴
-
- リードナーチャリング関連
- ツール/技術動向
- 上島千鶴
エクスペリエンス設計と現状分析
- November 16, 2011
- by 上島千鶴