私たちは、ネット×リアルビジネスを最大効果へ導くファシリテーション型コンサルティング企業です。 お問い合わせ

Nexalコラム

全て(385件)

サイト解析とロングテール

ABC分析(重点分析)や、パレート分析という言葉を聞いたことがあると思うが、パレートの法則8:2の理論の数字にはこだわらず、これをサイト解析(アクセス解析)データを当てはめた際、どのような傾向が見えるか。
まず手始めに、簡単なところから、

1.商品(アイテムやカテゴリ別でもOK)とその売上金額を順番に並べ、累積率をグラフ化
2.一般的には70~80%をA、80~90%をB、90~100%をCクラス(特性によって分けてもOK)
3.購入者(属性別でもOK)とその購買金額を順に並べ、1.2.と同様。
必ずしも8:2にはなるとは限らない。自社サイトの傾向くらいは押さえていて欲しい。

次に少しランクアップ
4.再訪問率(リピート率)を10%単位で区切り横軸に、縦軸に購買金額をマップする。
5.顧客属性別に、1を分析
6.商品カテゴリ別に、1を分析
リピートと購買金額で、何か相関関係は見えるか。

また、イノベータ理論に基づき、顧客(会員でも良い)を
A:任意の期間で、購買金額にて分類し、その会員数をマッピングする。
B:Aのマップに、サイト訪問のリピート率を合わせてみる。
何か見えたか・・・

また、やたらにキャンペーンを行っていないか。
ターゲットユーザは見えてるか。
ロングテールの意味を間違えていないか。

理論や手法は、課題を整理するには知っておいた方が良い。しかし、実際のユーザ先で、問題や課題を抱えている人に対し、理論では?と説明しても、それは机上の空論にしか過ぎない。




関連するコラム

Copyright©Nexal, Inc. All Rights Reserved.