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Nexalコラム

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通販サイトのロジスティクスの実態

本日、某ロジスティクス企業に訪問した。今まで私が訪問する企業は、大手コマース系の企業側が多く、バックにある在庫システムや物流システムなどは、SIerを通じて話をすることがほとんどだった。
通販・コマース系企業の、サイト上での発注から配送のシステムは、実は拡張の拡張で連携システムとしては完成されていないケースが多い。
例えば、
1.欲しい商品の在庫がネット上で確認できない
2.まとめて発注できない、サイト上のカゴに入れても、決済が商品毎に異なる
3.商品が個々に配送されてくる、同梱されてない
4.注文してから届くまでの時間が長い、または商品によって異なる

など、課題が多く残っていた。サイトで何か購入し、上記のようなサイトを皆さんも経験されたことはあると思う。
配送コストの単価としては、平均して1件当たり約850円~900円、注文を受けるコールセンターでは1回あたり約300円~350円とのこと。(実際の調査結果ではないが)
いかに人件費を押さえ、効率よく配送をし、お客様の満足度を上げていくのか、かなり工夫またはBPRが必要になってくる。今後コマース系のサイトは、特徴・コンセプトを明確にしていかないと淘汰されていくだろう。また、表向きのWebサイトだけでなくユーザ満足度(CS向上)に繋げるためには、ロジスティクスまで視野に入れないとと、改めて考えさせられた。そう思うと、ユーザビリティやらデザイン、それだけに注力しているネット系サービスやコンサル会社もそのうち淘汰されていくのだろうと、ふと考えてしまった。。。

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