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Nexalコラム

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サイトのあるべき姿

サイト戦略を考える際に、「どうあるべきか」と「どうありたかいか」という話が出てくる。 前者は顧客の行動パターンやライフサイクル、ペルソナ手法などモデリングをした結果から導かれる、あるべき姿。 後者は、企業側の思惑または理想論。
このギャップを埋める改善策を考えるのがコンサルの仕事。改善策を実行するのが主な製作企業。しかし製作企業も戦略から考えることが主流になってきている。
最近問合せの多い、評価指標と閾値の設定依頼。 閾値とは、評価指標のデータでアラートとしての基準値のことを指す。閾値は全ての企業が同じではない。ここが勘違いの元になる。
例えば担当者レベルで測るKPIの直帰率。いいか悪いか判断を迫られることがあるが、人に寄って言うことが変わる。よって企業側では翻弄されることになる。
直帰率が例え80%であっても、問合せが多くリード元としてサイトが活用できれていれば、良いという判断になる。 しかし、直帰率を下げることにって、もっと問合せが増えるかもしれない。それを私は機会損失と呼んでいる。
カートに100人が商品を入れ、決済した人が10人だったとする。 カートTOPからのコンバージョンが10%。売上が100万だったと仮定する。 ECエンジンやECパッケージには10人の人が購入し100万売上、というデータしか残らない。
実は機会損失分は90名、900万だ。改善することによって100人全員が決済できていれば、100万の売上が1000万になっていることになる。
日本人は、この機会損失分を数字として提示されない限り重たい腰を上げない。賢い経営者は機会損失データを見てかなり焦る。 何とかしないと、、と。ただ数字を見る機会が無いとそのまま現状維持。
勝手に機会損失分を測り、サイトにランキングするというビジネスがあっても面白いと思う。 ※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。 ※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。




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