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Nexalコラム

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IRサイトとCSRサイトの効果検証

効果検証の中で、指標設定が一番苦労したのがこのサイト。
某企業でコンサルしたIRサイトではターゲットからまず明確にしていった。
・個人投資家(個人向け)
既存株主
新規来訪者
・投資系企業(法人向け)
既存株主
新規来訪者
目的としては
①来訪者にIR情報をじっくり見てもらうこと。
②会社をよく知ってもらうこと。
じっくり見てもらうこととはどういうことか。既存株主の場合は、決算期・それ以外の
時期での来訪回数とPV数・滞在時間の指標をそれぞれ掛け合わせて指標とした。
会社をよく知ってもらうこととはどういうことか。会社情報のページやCSRサイトの回遊を高め、新規来訪者に対してIR・会社情報・CSRをそれぞれ見て離脱したかを点数化
して指標とした。
製品情報や商品サイトなどリードジェネレーション系のサイトは、目的が明確に
なっており、最終的に営業がいくら売り上げたか、その内訳としてWebサイトの貢献は
どの程度か、と効果が測りやすい。
しかしIRサイトは、最終的に株を買ってもらうことが目的とは限らない。
またCSRも、社会的信用を定量的に調査しないと最終目的の効果は測れない。
よって、Webサイト上のみの指標を考えないといけなくなるが、社内で議論を
していかないとまとまらないケースが多くなる。
特にCSRサイトに関しては、広く多くの人に会社の取り組みを知ってもらうことが
目的となるため、CSRサイトという閉じたページだけでなく、会社情報の各ページ
やローカルナビなど、どのページからでも参照できるようなコンテンツ内の改善が
必要になってくる。
よってCSRサイトは指標の整理以前にサイト内の改修が最優先となる。
初回来訪者の内、何割がCSRページを参照して回遊したか、その指標を見るべき。




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