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Nexalコラム

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カート内動線分析について

現在某企業のECサイト内におけるカート内、会員登録内の動的ページ内の効果測定・改善内容をまとめている。いつも思うが、パラメータ(引き数値)の確認はとても大変な作業だ。 はっきり言って面倒だが、個人的にはナゾナゾを解く気分で楽しい。(この作業は技術者肌の人が合っているのかなぁ)
動的ページ内は特にカートの商品ID、カテゴリID、会員種別(cookie内)など区分する内容が多い。処理するための高速エンジンDBが無いと、とても集計は不可能だ。
今の所、月間1億PVの動的ページ内の分析まではSVスペックにより処理可能だが、時間もかかる。 また、負荷分散装置(LB)を入れている場合などログがバラバラになり、セッションタイムを綺麗に整理することから始まる。
・会員判別するセッションはどこから来て、購入したのかどうか ・非会員判別されたセッションは会員登録まで至ったか、またゲストで購入してくれたか ・検索エンジン経由で何と入力されたセッションは購入まで至るのか、ポートフォリオ分析 ・ランディングページによって、購入までのCVRは変わるのか
サイトを運用している立場であれば、見たい内容は分析する。 私がこのサイトのWeb担当者またはマーケティング担当者だったら、この視点で分析しておいた方がよいだろう、または見たいポイントとなる分析が多々出てくる。
サイト運用担当者になった気分で、いろいろと効果測定をするのが弊社の仕事なので、社員には「商品を買うなら全てネットで買って」と言っている。消費者の立場にならないと分からない点も出てくるため。
個人的には、リアルの店舗で商品を買う時は時間があって、ウィンドウショッピングをしたい時のみ。他は全てネットで購入している。
服、化粧品、靴、スーツ、バッグ、お歳暮/お中元、誕生日プレゼント、本、アクセサリ、家具、日用品、寝具、食料品など。。
いろいろ消費者の立場になると使い辛いサイトの特性が見えてくる。 使い慣れている人でも悩むページ、分かり辛いアイコン、クリッカブルかどうか分からないリンクなどなど。言葉一つで離脱率が変わります。
また、メルマガの内容についてもクリックしたくなるようなタイトル名、消費者心理をくすぐるようなキャンペーン、購入する際の優先順位によって人の行動は変わる。個人単位にカスタイズされたメールは特に購入心理が働きますね。
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