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Nexalコラム

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グローバルサイトにおける注意点

最近、グローバルサイトのWeb戦略や、見直し、相談が多いので以下にブログで公開でき部分のみ、まとめて記載する。 数字は、一人歩きさせたくないので、解析指標の結果は書かない。
1.IPで言語を固定しないこと アクセスしてきたIPから判別し、あらかじめその国の標準言語を表示する傾向があるが、ユーザビリティ的にはOKでも、後から言語選択はできるようにしておくべき。固定にしてしまうと、その分機会損失が起こる。
2.世界地図は、日本を中心にしないこと 日本人が眼にする世界地図は、日本が常に真ん中にきている。しかし、例えばヨーロッパの人が眼にする世界地図には、日本は隅の方に位置づけられる。IPで言語を表示する際には、地図もその国(エリア)を中心に表示するべき。
グローバルサイトにおいて、世界地図をファーストビューの1/3程度使ってFlashで作りこむ傾向があるが、以外とクリックされていないことが分かる。 つまり、使われていない、(日本が中心の地図は慣れていない)ことが原因と考えられる。
3.CIは統一しても、細部に渡って日本語ページを訳さないこと 英文や中文(繁体字、簡体字)、ハングルなど、グローバルサイトには多言語でコンテンツを用意されていると思うが、日本語と全く同様の内容をただ翻訳し表示するケースが多い。公式サイト=コーポレートサイトは良しとしても、
製品ページや商品詳細ページに関しては、その国・エリア毎の競合製品との違い、選び方などは国ごとに変わるため、一概に日本のコンテンツを訳してもリーチできないことがある。商品ページの作り方に関しては、国別の文化の違いによって創意工夫すべき。現地に任せた方が良いページは、ガイドラインだけ統一し、編集は任せること。
4.電話問合せは、現地の営業時間を掲載すること コンタクトセンターを一箇所に集約し、多言語で対応しているメーカーもあるが、対応時間は時差も考えて掲載しておくこと。日本にしか問合せセンターが無い場合、USから電話しても誰も出ないという結果になりかねない。
また、問合せフォームの作りとして、海外の場合は日本のように細かく入力させる文化はあまりない。簡単なフォームにしておき、あとは営業や電話フォローで対応することが望ましい。(特にBtoBグローバル企業)
5.SEO対策は、海外の検索エンジンにも対応しておくこと 日本企業の場合は、検索エンジンでもco.jpのみ対策をしていても、海外の検索エンジン対策は全く行っていないケースがある。特に海外でのブランド力が低い場合、大規模な予算を使ってPRする以外、SEO対策での上位表示は必須となる。海外SEOに強い会社に相談するのも一つの手。
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