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Nexalコラム

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BSC研究会と吉川先生

Nexalが提供するWebサイトKPI設定コンサルのベースとなっているフレームワークは BSC=バランス・スコアカードである。(BSCとは) (Nexal方式) 1990年代半ばの頃に、某コンサルファームの方から教わり、当時は営業の評価、人事評価制度などに組み込む手法として実践していた。
現在はWeb系のネット事業戦略や、Webの評価指標をどのように設定すべきかというコンサル内容が多いが、BSCの一部を利用し因果関係の指標を整理し、マーケティング予測ができるまでのサイトKPI設定を行っている。
実は、昨年の日経セミナーで、BSC研究会を主催している日経PRさんと知り合い誘われて昨日、BSC研究会に初めて参加してきた。
講演されていたのは吉川教授。(法政大学大学院教授、横浜国立大学名誉教授、エジンバラ大学客員教授)他の大学でも教鞭を取ってらっしゃるとのこと。 吉川先生の話はとても分かりやすい、事例も多くて理解しやすい、理論だけでなく実践でかなり経験されているので、成功例、失敗例もあって取り入れやすい。
現在、各社のWebサイトKPI設定コンサルを提供する際に、構築したフレームワークは間違っていなかったと、改めて認識できた内容だった。
実はその後、先生を囲って数名で飲みに行った。(実はこちらの方も、かなり楽しかった)BSC研究会としては発足してから7年が経過するが、今後の新ビジョンを検討中とのこと。BSCというと、国際会計基準の財務的な戦略、または経営企画部門で利用されるフレームワークと思われがちであるが、様々な事業ユニットの各課題issueに対しても、いろいろと活用できる。
場当たり的にWebサイトKPIを設定し、各戦略に対して因果関係の全く無いKPIを使っている企業や、ツールベンダーや広告会社などは、BSCから勉強し直すと、どのように設定すべきかヒントになるかもしれない。 今後、WebサイトにおけるKPI設定についてBSCを加工し、利用しやすいフレームワークにして広めていきたいと考えている。
吉川先生、これからもよろしくお願いいたします。




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