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サイト内検索キーワードの傾向

現在、Webコンサルタントとして様々なユーザ先に訪問するが、サイト内検索キーワードについての面白い話を記載したいと思う。サイト内検索キーワードのツールや、サービスは現在様々なソフトメーカーやASPサービス、コンサルサービスがあるが、大枠として

1.現状入力されているキーワードと入口(ランディング)ページの分析
2.キーワード分類や検索カテゴリ等の設計
3.ツール選定、実装
4.検証・データチューニング

という流れで各分野におけるツールやサービスが存在する。しかし、必ずしも上記の流れでシステムを構築したとしても、時代やターゲットとする年代によっては合わないケースが出てきている。

【入力するキーワード事例】
某アルバイトサイト:渋谷、時給2000円、かっこいい
某旅行代理店サイト:熱海、1泊2万円迄、ゆったりと
某英会話サイト:英語、チケット、わかりやすい
・・・etc

上記3つのキーワードをまとめて入力するとは限らないが、注目して欲しいのは、3つめのキーワード。これは全て人の感情・感覚に値する。実はDBのカラムには、上記のような感覚テーブルは通常設計されていない。この旅館は、ゆっくりできるとか、このバイトはかっこいいとか、人の感情にメジャーを当て嵌めることはできないため、システム化するには難しい。

ただ、今後のサイト構築において、このような人の感覚・感情を一つの検索機能として必要になるサイトも出てくると考えられる。元データをCGMデータや、アフィリエーターからかき集めるのでも良い。
特に、商材が多いec系サイトでは、今後どのようなWeb戦略を取っていくべきなのか、顧客の体験談(経験価値とも言う)から考えるタイミングに来ているのかもしれない。




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