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Nexalコラム

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某大手メーカーサイトの役割

先日、大手メーカーサイトの担当者がオフィスに相談に来た。 どの大手企業も同じだが、意外とWebに対しての指標や目的が明確になっていないケースが多い。
TVコマーシャル、各イベント、展示会、キャンペーンなど行う中で、Webの役割が何のかが、明確になっていないためである。 昨今、結果がすぐに見えないプロモーションは、打ち切られる傾向があり、Webにもっと力を注ぎたいが、効果的なWebの利用方法が分からないという大手企業が多いことに、少し驚いている。
まず考え方のフレームとして 1:会社全体の売上構造・ビジネスプロセスにおけるWebの役割は何か 2:そのWebサイトの目的は何か 3:サイトからリアルの部署へのフローはどのような流れになっているのか
ただ、上記だけのフレームで考えると、直接収益を上げない企業サイトのコンバージョンは資料請求や、問合せにどう繋げるか、という短絡的な話は多く聞く。よって、SEO対策やLPOを売り込みたい企業からの枝葉的な提案の優先度を高く考えてしまう企業も多いようだ。
しかし実際に営業効率を考えた場合、受注角度の低い問合せや資料請求についてはWeb内で完結し、一種のフィルターの役割をサイトに設けた方が良いという考え方や、単純に営業部隊へ、問合せ情報を引き継ぐだけでなく、Webの特性を活かし、ある程度のファーストアプローチで得られる情報をいかに、問合せ時点で入力させ、ある程度のヒアリングは完結させておくべき、という考え方もある。 問合せや資料請求を増やすことだけが、解決策ではないケースも多い。 Webで直接収益を生まないが、製品に関しての情報は出さざるを得ないという企業サイトについての解決策については、Webだけの世界でクローズしないことが多いため、会社全体のBPRからヒアリングしていく必要性を、ひしひしと感じている。 ※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。 ※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。




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