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Nexalコラム

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広告主へのレポート

現在、某企業にて広告主への新レポートを作成している。 今や様々なポータルサイトにおいても広告単価の競争が起きており、サイトオーナーとしては、広告主に対して付加価値をつけた情報提供を行い、他社との差別化を計っていきたいと考えるようになってきた。
今まではPV数などの量に応じた広告料金になっているが、最近は量より質になり、 1.ターゲットとするユーザをどの程度保有しているのか 2.どの程度サイトの中を回遊しているのか 3.来訪頻度や来訪間隔などの数字から定期的に利用しているユーザなのか 4.定期利用しているユーザの属性はどのようなライフサイクルを持っているのか が広告主が欲しがるデータとなりつつある。
また、今までは集客視点での広告だったが、広告主のサイトに誘導してもそのまま直帰となりサイトから離れてしまっては、本来の目的は達成されない。 ブランドの周知目的であれば、その数字だけで納得するのかもしれないが、広告から来た来訪者が、サイトの中をどのように回遊したのか、または目的ページまで何名たどり着いたのか、サイトの目的に対しての貢献度を広告別に測りたいというニーズも増えてきているため、サイトオーナーとしては頭を悩ませる種になる。
広告主側、つまり一般企業において弊社でコンサルサービスを行った事例として、ある企業で、リスティング広告に年間数千万近く予算を割いていた。 ただ、目的ページが存在しないためCPA(Cost Per Acquisitionの略で顧客獲得単価)が分からない。 リスティングのキーワード別に来訪後のサイト内での回遊率や何PV、どのページを見て離脱したのか、自然検索(オーガニック検索)との来訪比率を見たい、という依頼だった。
リスティング広告はキーワードによってグルーピングしていたため、引数値を確認する作業が大変だったが、実際調査してみると自然検索比率の方がキーワードによっては高いものがあり、結果、キーワードの内容を全て見直した。最終的に効果はそのまま、予算は半減という事例がある。
広告の最適化、予算が膨れ上がっている企業は是非取り組んで欲しいと思う。 ※上記内容の無断転用掲載・酷似記事の出稿はお断りいたします。 ※上記を利用する場合は「(株)Nexal提供」と必ず記載ください。




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