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某不動産サイト効果のKPI

先日、某不動産サイトを運営する企業に行ってきた。

不動産サイトの目的は、サイトによって変わるが、マンション販売の場合は、サイトの目的は資料請求や、内覧申込にどのくらい貢献したか。賃貸サイトの場合は、検索機能がどう利用され、営業店舗へ検索し、店舗まで申込されたか。または資料請求が目的になる。両社1件あたりの単価が変わるため、戦略は違うが、最近、サイトの目的に対する効果検証の見方が変化してきていることが分かる。▼効果としてのKPIの変化
Step1:サイトのPV数の増減
Step2:広告別(参照元別)のPV数、または訪問数の増減
Step3:広告別(参照元別)のコンバージョン率(数)の増減
Step4:Webでのネットコンバージョン率と、リアル店舗への流動率(リアルコンバージョン率)
Step5:ネット広告別(参照元別)のリアルコンバージョン率


つまり、リアル店舗や説明会に来た客は、どの広告(ネット)からリアルに至るのか、という意味である。それには、ネットでの行動とリアルでの行動をマッチングするためのキー(ネットで言えばセッションキー)を何で紐付けるか、ということになる。

そのためには、顧客管理(CRM)を改修する必要もあるだろうし、BPR(ビジネス運用フロー)を変える必要も出てくるだろう。本来のネットの役割とリアルでの効果検証を行うべきと、ユーザー側が気付き始めてきたと実感している。

今後、この先が面白くなりそうだ。体験設計という概念もそろそろ出てくるのではないか。




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