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Nexalコラム

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ソーシャルテクノグラフィックスと効果測定

ソーシャル・テクノグラフィックス(プロファイル)とは、ソーシャルメディアとの関わり方をアクティビティに応じて分類したものであり、どのレイヤに属するかは該当する活動を月間1回以上行っているか否かによって判断する。
皆さんも最近耳にする言葉だと思うが、米国のソーシャルメディアの専門家 シャーリーン・リーの書籍 「グランズウェル戦略」という本に体系立てて 書いてある。(詳細は本を読んでください)
その中で、コミュニティ参加者の積極性によって以下の6タイプに分類し、日本における割合を以下にまとめる。
Creators:35% (クリエイター) Cirtics:32% (批評家) Collectors:12% (コレクター) Joiners:30% (参加者) Spectators:72% (見物人) Inactives:19% (不活発)
この数字を見て、何を考えるか。。 弊社では、コミュニティサイト含めたサイトの効果測定をコンサルとして提供しているため、サイトの利用率結果から見ても、上記数字は妥当だと感じる。
▼見ている指標例 登録会員のアクセス頻度 1来訪当たりの書き込み頻度 1来訪当たりの滞在時間と参照ページ数 全体利用率(数式定義は個々に変化) 機能別の利用率
一般的にコミュニティサイトの目的は明確になっていないことが多く、何となくコミュニティサイトを始めた。登録して集まってもらえれば勝手に炎上し製品も売れる(だろう)、という下心だけで構築してしまったサイトが多い。(ほとんどが活性化していない)
コミュニティサイトに参加している人に何をしてもらいたいのか、企業が運営するオンラインコミュニティは、 ・企業都合より、参加者のニーズ/期待に沿うこと ・サイト目的と運営立場をはっきりさせること ・自由の中にも統制を、 ・コアメンバー(ロイヤルカスタマ)は大切に ポイントとしては上記でしょうか・・・
AISASRの消費者の行動理論から言えば、情報共有のフェーズは本来ブランド力があれば、企業側で用意しなくとも自然発生的にコミュニティが出来るものだが、クローズドループマーケティングと勘違いして、顧客の囲い込み戦略=コミュニティと 考えてしまう人も多いのではないか・・・
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