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これからのWebガバナンス

ガバナンス、という言葉は聞いたことがあると思うが、govamance=統治と訳されることが多い。 コーポレートガバナンス(企業統治)は、コンプライアンス(法令遵守)を徹底させる意味合いで使われ、ITガバナンスは、「企業におけるITの企画・導入・運営・活用における、活動や成果を適正に統制し、目指すべき姿へと導くための仕組みを組織に組み込むこと(ITproの引用です)」としている。
そこで、Webガバナンスとは何か。。。ウィキで調べるとこちら。  この景気不況の中で、Webの見直しが各企業で始まっている。本来のWebガバナンスについて、企業が本気で取り組み始めていると現場で感じている。 今までは、SEO対策は?コンセプトは?などから、 ・単純にリニューアルするだけ ・デザインを変えるだけ ・ドメインを統合するだけ と、部分改善の意味合いで進められたり、論じられてきたが、
1.企業としてWebをどう管理・統制・最適運用を行っていくべきか、 2.顧客視点の目的来訪別に、どう使い勝手がよい作りにすべきか 3.リードジェネレーションサイトの見直し(現場への権限委譲)
など経営企画部門が発起人となってWebガバナンスに取り組むことも増え、運用ガイドライン、ブランドガイドライン、セキュリティガイドライン、プライバシーポリシーを揃え、徹底させるための組織作りや仕組み作りを考える企業が増えてきた。
特に1.に関してはCMSツールを導入するだけでなく、 ★誰か、どのようなラインで、どこまでの業務を進めるべきの運用フローと体制が一番重要なポイントとなる。★
また、広報主体ではなくWeb推進の専門部隊を立ち上げないと、各事業本部や各コーポレートとの横串体制は作れないこともあり、昔からの老舗企業ほど運用や体制について遅れていることが多い。
顧客側から見たWebサイトのユーザビリティ評価だけではなく、これからはいかに運用を最適化していくべきか、本来のWebガバナンスが進むと考えている。
見えない運用部分を評価する、「Webガバナンスアワード」があれば、遅れている企業は参考になり、役員の腰が重い企業は良い起爆剤になるのではないだろうか・・・
※Webガバナンスに関するお問合せは、日経BPコンサルティング Webコンサル部へお願いします。




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