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Nexalコラム

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企業キャラクターの使い道

最近、赤城乳業の「ガリガリ君」のPRをよく目にする。TVでも報道されていたので周知の事実だと思うが、今のキャラクターは2世代目になる。昔のキャラクターは、ネットで検索すると画像がまだ出てくるが
「田舎くさい」・「怖い」というイメージに近く、売上も横ばいだった。
しかしアニメ風のイラストに変えた所、「かわいい」・「今風」という印象に繋がり、商品企画によって様々な味のガリガリ君を出した所、売上も右肩上がりに伸び、今年は過去最高の売上となっている。未だに1本60円で販売していることから 企業努力はすさまじいと考える。
もっと詳しく読みたい方は、産経ニュースの詳細ページをご参照を。。
設立が古く老舗の企業はどの業界にも存在し、中には昔ながらのキャラクターが結構埋もれている。
ブランド調査などにより、現代に合わないというイメージが強い場合、キャラクターはそのままでイラストを今風に買え、イメージチェンジやリメイクを行うことによって、売上増に繋げるマーケティング施策はいろいろある。
キャラクターのイラストを変えるのは、企業経営者にとって大きな決断となると思うが、コアコンセプトは変えずに時代に応じてどう「進化させるか」が大事だと考える。
新しく復活させる場合は、当時のブランドイメージと現在のブランドイメージを調査によって把握しておき、そのギャップを新しいリメイクにどう活かすのか、またコンシューマとのエクスペリエンス(企業との接点に応じた体験)の積み重ねから、キャラクターをどう使っていくのか=マーケティング利用、について再検討が必要である。
できれば、一時のテレビコマーシャルなど単発的なブランド向上目的ではなく、メディアを組合わせたPR展開、リードジェネレーション用など企業としてトータル的に活用することをお勧めする。
2008年3月のgooの調査データで少し古いが、かわいいと思う企業系動物マスコットキャラクターランキング が面白い結果 だったのでリンクする。




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