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Nexalコラム

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体験型刷り込みプロモーション

現在、執筆している本の中からの抜粋。
****抜粋**** プロモーションを考える際、直接商品を売ることより、顧客を取り巻く環境や ライフスタイルから考える。
ある広告代理店がコーヒーチェーン店のプロモーションを考えていた。 そこで、企画したの町の清掃。広告主はもちろん理解できない。 なぜコーヒー店に来てもらうのに、町の清掃をしないといけないのか。
風が吹けば桶屋が儲かる、と言う諺があるが、売れる結果には必ずその要因が存在する。
1.顧客層をとらえる 2.顧客のライフスタイルをとらえる 3.何に喜びを感じるかとらえる 4.どのような時にコーヒーを飲むかとらえる 5.最終的にどのようなエクスペリエンス(体験・経験)になるかとらえる
この5ステップがある。 つまり、例えば20代前半の学生をターゲットにした場合、「人のために役に立ちたい」と考えている人が多いと、アンケート結果で出たとする。
(中略)
そこで、「町の清掃」という「体験」と、終わった後にコーヒー店に入り、感動を共感(コミュニケーション)する場を提供することにより、人の記憶には、「コーヒーを飲む=清掃して気持ちのいい喜びを感じた」ことが残る。
よって、コーヒー店と町の清掃は、直接的には繋がりがないが、「体験」と「コミュニケーションの場」を両方セットで提供することによって記憶に「刷り込む」プロモーション手段となる。
人は強いショック(良い意味・悪い意味)やエクスペリエンスを受けると他の人に伝えたくなる=コミュニケートしたくなる心理になる。
このように体験学習サイクルをうまく構築したブランドは、良いイメージとして定着するのである。 *******
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