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Nexalコラム

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ブルーオーシャン戦略

昨日のWBSで、NTTdocomoでマルチナンバー対応のサービスを開始するという放送がされていた。会社用とプライベート用など、1台の携帯で3つまでの番号を管理できる。
今まで、社内の内線代わり、営業用に会社支給の携帯など、2・3個の携帯を持ち歩くのが一般的だったが、全て1台の携帯で用が足りてしまうとのこと。 今までありそうで無かったサービスということで、今後注目を浴びるかもしれない。 他にも、放送中にブルーオーシャン戦略の話が出ていた。著者のW・チャン・キムが取材を受けて出ていたが、携帯にこれ以上の機能を追及しても、レッドオーシャン(同じ土俵で競争するのみのマーケット)にしかならず、今までの携帯の概念を見直し、全く新しい使い方を見出し、ブルーオーシャン(新しいマーケット)を作り出さないと、生き残っていくのは難しいという内容だった。 最近の事例でブルーオーシャンを見出しているのがゲーム機のWiiになる。現在、新規事業計画サービスや、既存事業改善サービスなどを行っているが、各社のSWOT分析などを行う中で、ブルーオーシャン戦略のフレームワークを利用している。
他社とのビジネスモデル比較分析において、ほとんどの企業があまり差別化を図れておらず、特にネットの世界では似たり寄ったりのサイトになり、Web2.0の煽りで違いや特徴が見え辛くなっている。
つまり同じマーケットの中で、同じようなサービス、同じような機能、同じような顧客をターゲットにしている企業と、ぶつかり競争し合っているということになる。 市場がアーリーアダプターの位置であれば、まだ良いが、特に通販企業などはレイトマジョリティ、またはラガードの位置に入ってきている。 ここで、今までの概念や他社と差ほど変わらない内容を捨て、新しい価値を見出すサービスが提供できるか、今後5年間に生まれる新サービスに注目したい。





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